気になる症状

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竹田内科医院の日々の診療で、患者さんとのやりとりや関わりの中で、思ったこと、感じたこと、お伝えしたいことを記しています。

多少、長いです。

病気については、簡単に説明していますが、医学的情報や治療法の詳細は 割愛していますので、ご了承ください。

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病気かな!?と思ったら ~はじめに~

竹田内科医院を受診される患者さんの症状は様々です。
呼吸器症状・アレルギー症状の方が多いのですが、生活習慣病・循環器疾患・消化器疾患などを含む内科全般の様々な症状の方が受診されます。
長くいらしている患者さんの中には、初診時は内科疾患での受診でしたが、以降は「手に腫れ物ができた」「子どもの視力が悪いみたい」など『かかりつけ医』として様々なご相談にいらっしゃる方もいらっしゃいます。
いずれの病気も、症状を自覚し受診が必要と判断したならば、いつ頃から・どのような症状で・どのくらいの時間/回数だったかを具体的に記録しておくことが大切です。


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急性症状 風邪? 腹痛? 感染症?

発熱、頭痛、咳・くしゃみ、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、嘔吐や下痢、倦怠感などの症状が現れると、みなさんは「風邪?それとも、インフルエンザ?」と思われることでしょう。「寝る時に寒かったからかな・・」「隣の席の人が一昨日から咳をしてたからかな・・」とか、原因を思い浮かべることでしょう。
腹痛、嘔吐、下痢などの消化器系の急性症状が現れた時も、「夕食で食べた何かが悪かったのかな・・」「昼間、食べ過ぎたかな・・」などなどと考えると思います。
このような異常を感じる時は、体力や免疫力が落ちている身体に、何かの悪い原因が影響して、症状となって現れています。そのため、原因を調べ、対症方法を講じます。


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急性症状 救急車をよんでいいの?

急に意識を失って、呼びかけに応じない時は、すぐに救急車を呼びましょう。
一緒にいる人が、突然・・・・
呼びかけに応じて、話そうとしているが、言葉が出てこない。ろれつがまわらない。ふらふらして、手足に力が入らず、立ち上がれない・座れない・椅子やベッドからおちる。
持っていた物を落とす・握れない。失禁・嘔吐をしている。血を吐いた。よだれをたらす等々の症状の時。
自分自身が、突然・・・・
胸がしめつけられるように痛い。動悸がはげしい。脈が乱れている・すごく速い。突然、頭がものすごく痛くなり、もうろうとしている。物がダブって見える。目が見えない。
大量の血を吐いた。吐いたものがつまった。大量の血便がでた。気が遠くなっていく。全身や手足に力が入らない。話そうと思うが、話せない。
このような時も緊急事態です。まずは、救急車の出動をお願いしましょう。


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呼吸器科・アレルギー科

長引く咳

2週間以上、咳が続いている場合は受診をおすすめします。
当院を受診される患者さんの多くは、『長引く咳』でお困りの方が多く、「この数週間、咳がひどく。咳が出だすと止まらない。」「昼間、仕事等で話しをしなければいけないのに、咳が出て困っている。」「コホコホと咳が不規則に続き、止めようと思うと、よけいに咳が出る。」「この数年、風邪が長引き、少し治ったと思っていても、また風邪を繰り返して、いつも咳をしている気がする。」「寝込むほどではないけど、咳が続いて、体調が悪い。」などなど、『長引く咳』の症状は同じですが、自覚症状は様々です。


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喘息

喘息というと、「ヒュー、ヒュー」「ゼェー、ゼェー」と喘鳴がし、「ゴホ、ゴホ」と咳をしている病気をイメージされるでしょうか?
それとも、小児喘息のように、子どもの病気と思われるでしょうか? 2000年~2010年の10年間で、喘息の患者さんの数は2倍になりました。そのうち成人になって発症する人は60%~80%といわれています。40歳代~60歳代での発症が増加し、特に、近年では30歳代~40歳代の女性の発症が急増しています。


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私は呼吸器科医になって、もうすぐ30年です。
以前に比べて、最近の喘息患者さんが「ヒュー、ヒュー」「ゼェー、ゼェー」いう喘鳴を自覚することは減っているようです。診察時に、患者さんを聴診しても、微かに音が聞こえる程度です。しかし、詳しく診てみると気管支喘息である場合が多いようです。
また、「症状は咳だけ」「咳は出ずに胸や背中のあたりが痛いだけ」などの咳喘息・胸痛喘息が増えている印象があります。


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女性の喘息・妊婦の喘息

前述のとおり、成人後発症の喘息患者数は増えており、特に30歳代~40歳代の女性の喘息発症者数の増加は顕著です。
近年、妊娠は喘息を引き起こす原因の一つであるという研究結果がでています。ここ数年、初産年齢の平均は20歳代後半です。30歳代の出産は増加傾向にあり、40歳代の出産も珍しくありません。現代の女性の体格や体力は飛躍的に向上していますが、出産が母体に与える影響は変わりません。
妊娠して胎児が成長するに伴い、母体では胎児によって他の臓器が押しやられます。妊娠中期を過ぎる頃からは、横隔膜が押し上げられ、肺の広がる領域が減ります。そのため、健康な女性でも息苦しくなり、「ふぅ~っ」と息をしたり、大きく肩を上下させながら呼吸している様子を目にしたことがあると思います。


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COPD慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、気管支拡張症、間質性肺炎

前述の喘息・気管支喘息・咳喘息・胸痛喘息・心臓喘息と同様に、近年、注目され増加傾向にある呼吸器疾患です。
COPD慢性閉塞性肺疾患は1990年代に注目され、2000年頃からWHO(世界保健機関)が対策を本格化させました。現時点で、2020年頃に世界中の死亡原因の第3位に増加するであろうとWHOは予測しています。COPD慢性閉塞性肺疾患の原因は、喫煙などの生活習慣と大気汚染を含む生活環境の悪化が挙げられています。そのため『たばこ病』ともいわれています。
ここ数年、報道などで話題になっている『PM2.5』も刺激の一つになるであろうと推測されていますが、現時点では調査・研究中です。


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肺がん

WHO(世界保健機関)下で、化学物質などの発がん性を評価しているIARC(国際がん研究機関)は、中国などで深刻化している大気汚染が肺がんなどの発がん性を有すると、2013年11月中旬に初めて認定し、最も危険が高いグループに分類しました。日本への飛来が確認され、問題となっているPM2.5(微小粒子状物質)を含む粒子状物質も、アスベスト・喫煙・コールタールなどと同等の危険性を有するとしました。
初期の肺がんで、症状を自覚して受診される方はとてもまれです。
「健康診断で肺に影があると指摘され、精密検査が必要と診断された。」という方が多く、「身近な人が肺がんを患い、自分も似た症状があり、気になった。」という方もいらっしゃいます。
みなさん「あまり自覚症状はないのですが・・」と言いながら、「咳が多い気がする。」「ここのところ、よく咳がでる。」「風邪をひきやすい」とおっしゃいます。もしも、肺がんが気になった時は早めの受診をおすすめします。
近年では、様々な治療方法や薬剤が開発され、劇的に治療効果が上がり、患者さんの予後も格段に良くなっています。肺がんは、早期発見・早期治療することで、今では恐ろしい病気ではなくなっています。しかし、正しく恐れることも大切です。定期的な肺がん検診をおすすめします。

在宅酸素療法

在宅酸素療法の適応となる疾患は、呼吸器疾患が主ですが、循環器疾患でも適応となることがあります。
正しく診断を受け、治療することで、生活改善がはかれます。

SAS 睡眠時無呼吸症候群

熟睡感が乏しい、昼間に眠気を催す、睡眠中に無呼吸状態がある、いびきがとても大きく・いびき自体が不規則で苦しそうであることが、この病気の特徴です。
治療には、機械を使って睡眠中の無呼吸を改善します。
原則として、SAS睡眠時無呼吸症候群の治療だけの場合、お薬はつかいません。

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内科・循環器科・消化器科

生活習慣病

高血圧症、脂質代謝異常(以前は、高脂質血症・高コレステロール血症)、高尿酸血症、糖尿病を、四大生活習慣病といいます。
COPD慢性閉塞性肺疾患、肺気腫も、呼吸器の生活習慣病です。
なぜ、生活習慣病の治療をしないといけないのでしょうか?

たとえば、糖尿病。
糖尿病の状態で、長い間、未治療で放っておいた人は、糖尿病でない人やきちんと糖尿病の治療を続けている人に比べて、認知症になる人が多く・各種がんの発症率も高いという調査・研究の結果がでています。


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循環器疾患・消化器疾患

ここまでこのホームページを見てくださると、「竹田内科医院は呼吸器専門なのだな、他の病気(心臓/胃・腸/頭痛などなど)は診てくれないのだな。」と思われるかもしれません。
竹田内科医院は、《ごあいさつ》の項目に記したように、地域のみなさまに親しまれ、信頼していただける町医者、気軽に相談できる『かかりつけ医』をめざしています。


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心療内科

かかりつけの患者さんのサポート

呼吸器疾患、生活習慣病、その他の慢性疾患の治療でかかりつけの患者さんや、竹田内科医院で各種がんなどを発見し、他の医療機関で高度専門医療を受けている患者さんなどの心理的サポートを行っています。


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初期の認知症

「よく物忘れをする」「やる気がおきない」「何もする気がしない」「人に会いたくない」「出かけるのが億劫だ」「着替えが面倒」「入浴・洗面・歯みがきをさぼっている」「身だしなみはどうでもいい」など、思い当たることがあって、認知症かしら・・・と思っている方。
ご家族や友人・知人で、認知症が心配な方は、早めの受診をおすすめします。


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*うつ・不安障害・パニック障害などの心や気分の不調の症状の方は
専門の精神科・心療内科の受診をおすすめします。

~おわりに~

《気になる症状》の中では、受診された患者さんが病気の症状をどのようにお話されるかと、同時に、『早期発見・早期治療』の必要性と大切さを繰り返しました。 それは、日々の診療で 「ここまで酷くなるなんて、さぞかしキツかっただろうに・・・」「ここまで放っておいたの!?」「もっと早く受診すれば良かったのに・・・」「なんで、治療を中断したの?」 と、残念だったり、悔しく思ったり、空しくなることもあります。
でも、患者さんとの会話で、 「そのうち治ると思っていた」「なんともないと思っていた」「病院に行くほどではないと思っていた」「病気と思ってなかった」 などなどと聞きます。
患者さんには患者さんの思いがあるのだなぁと思うに至りました。
それで、こんなに沢山の症状をあげました。

もしも、何か気になる症状があって、このホームページを見られたならば、私どもでなくて構いません。まずは、『かかりつけ医』にご相談ください。

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