インフルエンザ予防接種

インフルエンザは『風邪が重症になったもの』と、
思われがちです。
しかし、インフルエンザウィルスによる感染性疾患です。
そのため、ワクチン接種による予防が有効です。

インフルエンザは、乳幼児・学童・成人・高齢者まで、年齢差なく
幅広い世代の人が感染し発症します。
もっとも有効な予防手段はワクチンを接種することです。ワクチンを
接種していても罹患することがありますが、多くの場合、症状が軽く
なります。特に、乳幼児・学童は、重症化の可能性が低くなります。
インフルエンザワクチンは、接種して約一ヶ月間で抗体が生成され
ます。例年、インフルエンザ流行の始まりは、クリスマス頃です。
そのため、10月中旬~11月中旬までに接種されることをお勧めします。
また、乳幼児・学童は抗体の生成率が低いため、受験生は
受験勉強で体力や免疫力が落ちるため、2回接種をお勧めしています。
また、近年は、鳥インフルエンザの流行が、アジア各地で報告
されています。鳥インフルエンザは、インフルエンザウィルス変異株に
よる感染症です。人への感染も報告されていますので、ご注意ください。

平成17年10月1日