12月になりました。
早くも、全国的にインフルエンザ流行の兆しがみられ、同時にマイコプラズマ肺炎も流行、と報道されています。
福岡県北部では、9月に北九州市、宗像市、10月初旬にわたしどもの校区の福岡市の中学校で、インフルエンザ流行による学級閉鎖が行われました。
マイコプラズマ肺炎は、これまでは小児に多くみられる病気でした。成人の感染者の多くは、小さい子どもさんをもつ親御さんが、子どもさんがマイコプラズマ肺炎にかかった後、親御さんも感染し発症した患者さんがほとんどでした。最近は身近に子どもさんがいない成人のマイコプラズマ肺炎患者さんがみられます。咳が続く場合はご注意ください。
インフルエンザもマイコプラズマ肺炎も、初期症状は咳や発熱、倦怠感などの、いわゆる風邪の症状に似ています。水分補給をして安静にしても改善がない場合は速やかに受診することをお勧めします。
インフルエンザなどは冬期以外でも流行することがありますのでご注意ください。